LIVE THE LIFE YOU LOVE

人生を豊かにをモットーに

ベトナム旅を終えて学んだ3つのこと

WORK HARD , PLAY SUPER HARD

by BIZREACH

 

これが僕がもっとも共感する理念。

価値ある人生を生きたい。その人生をどれだけ謳歌できるかが、私の価値基準であり、その感覚をよく表してる。

 

今回はPLAYに特化して、このベトナム&日本旅行を過ごしてきた。

PLAYの中心は『体験と出会い』

本当にいろんな方と出会えた

ベットジェットCAのSUZYとRENA

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オールドクウォーターで海鮮鍋!


ハノイの日本人会

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超高級マンションでたこ焼きパーティー??

 

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ハノイのバドミントンサークルへ侵入


ホーチミンYUKIくんに出会う!無駄に360度カメラw

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MTI社員のKIKUCHIくんと出会い、ベトナム駐在の話を聞く

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*ちなみに真ん中の子はKIKUCHIくんのベトナム人の彼女 

 

その後日本人宿で

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日本へ帰国し@大阪

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それと名古屋へ行き、TENKETSUおめでとう会!

*写真撮ってないから、、、過去のやつ

 

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W杯出場おめでとう!中国まで見に行きます!

そして、てんてんべいびーかわいい!安定の2時間だったわ、、、

 

こんな感じで今回の9日間の旅が終了。本当に様々な人に出会い、書ききれないほどの体験をしてきました。

ただ、ここで学んだことが何よりも大事なので、それを書いていきます。

TOP3を!!

 

No.3 笑顔が多いのはLOCALだった

東海大学の3年生のDAIKIくんと帰国する前にLOCAL市場のハントンタイ市場に行ったが、そこはまさに地元の市場だった。ベトナム人しかおらず、英語もほぼ通じない。ただ、ここには温かさがあった。

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ブイビエン通り、ベンタン市場などなど様々な観光名所も回っていたが、そこにあったのはビジネススマイルだった。日本人とわかるとお金をふっかけてくるし、そこで値下げ交渉するとベトナム語で日本人だから値下げしなくていいと笑顔で会話してる。

 *ベトナム駐在が隣にいたので、ベトナム語がわかってしまう笑

 

僕たちは金づるなんだなーと本当に実感した。子供たちですら無邪気に話しかけてくることはなく、お金をせびりに来る。

 

東南アジアの人の陽気さ、温かさを求めに来たのに、、、かなり悲しい思いをした。

けど、このハントンタイ市場は違った。

 

押し売りする人はいなく、笑顔があり、そこにいる子供達は最高だった。

*ここで子供達との写真を載せたかった、、、笑

 

現地の子たちと拙い英語で会話をし、美味しい料理を食べ、のんびりと過ごす。

ここで学んだのはやはり、私は『人間らしく生きる』というの好きだということだ。経済が豊かになり、AIが発達し、もっと私たちは人間らしい創造性に特化した仕事ができると言われるが、一部の富裕層を除いて私たちはお金の呪縛からは逃れられないのではないだろうか?

都心にいるからこそ、その波に乗らなければおいてかれる。成長的な側面もそうだが、お金がたくさんないと生きられない。だからこそ、お金のために自分の限りある時間の大半を費やしていく。

 

それって本当に『幸せ』なのだろうか?

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お金のための時間、関わり、つながり。全てがお金を中心として作り上げられる人、組織、社会...それを私はホーチミンで感じてしまった。

*もちろん全てではありませんし、私の主観です

 

経済的発展だけではなく、豊かな発展(言語化できなさすぎるのが恥ずかしい、、、)を作り上げることはできないのだろうか?

圧倒的な成長を遂げた先進国だからこそ、この途上国に対してできることはもっとあるはず、、、

 

No.2 ベトナム人エンジニアのボイコット

某大手IT企業の紹介でベトナム駐在をしている方にお会いし、二人でビールを20杯飲んだ笑 めっちゃ飲める方で楽しかったのはもちろん、そこでは興味深い話を聞けた。

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近年における、ベトナム人エンジニアの台頭は著しい。日本企業もベトナムに開発拠点を置き、現地の優秀なベトナム人エンジニアを採用している。

*最近は工学系の有名大学でも日本語教育に力を入れ、日本語が話せるベトナム人エンジニアを採用しようと日本企業の争奪戦が始まっている

 

そのような状況下で、ベトナム人エンジニアを束ねるため、日本人がベトナムに派遣されている。

そこで大きく問題になっているのが文化の違い。

一言で言うと、日本人はモーレツ社員でベトナム人はモーレツ家族である。笑

*モーレツ家族とか初めて使ってみたw

 

どういうことかというとプロジェクト達成のために日本人は残業を気にせず働き続ける。朝昼晩関係なく、全ては責任感のために働く。それが私たちの美徳である。

しかし、ベトナム人は違う。何よりも大事なのは家族であり、仕事は仲間との関係性が前提にあり、やりがいを感じる。

*家族のために働いてるから残業せずに帰りたいというのが一番かなw

 

トップダウンで命令され、ビジネスライクというドライな関係性の中、残業を彼らは求めていない。

沖縄には『なんくるないさー』という言葉があるが、このような感覚である。温厚な気候が関係していると私は考えているが、ウェットな関係性のもと、みんなで『なんくるないさー』って言いながら和気藹々と仕事をしていく。

しかし、日本式マネジメントはまさにこの逆行である。権力で部下を縛り、強制を持って仕事を指令する。日本であればそれが当たり前で仕方ないと思い、やり遂げる方も多いかもしれないが、ベトナムでは通用しない。

 

それが積み重なり、『あの上司の元では働きたくない』『この課全員で転職をする』

ベトナムはIT祭りであり、転職機会なんて、そこら中に転がっている。

今一番の課題はベトナム人エンジニアの採用ではなく定着だと語っていた。

 

その駐在の方とまさに話題になっているサーバントリーダーシップの話やティール型組織などの話が盛り上がり、今ちょうどそのような研修を受けているということだった。

 

ここで感じたのがまさに今、日本だけではなく国境を越え、ベトナムでも組織が変わろうとしているということだ。

日本の部活動でも理念・ビジョンが定義され、どう一丸とした組織を作れるか。組織として成長を生み出せるかが課題となっている。

民間企業でも同じである。エンゲージメントという言葉が流行し、従業員のベクトルを数値化し始めた。

そして、このベトナムでもカルチャーの違いに苦しみ、彼らとどう1つになれるかを命題としている。

 

今後の日本人の根底にある協調性や勤勉さは『人を動かす』ことへとフォーカスすべきである。超個人主義化し、価値経済へと移行し始めた今、より一層、組織やリーダーにある内在的価値へ共感を生み出せるよう人材へとなるために思考シフトをすべきではないだろうか?

 

部活、民間、海外。この3年の目標は全ての領域でこういったコンサルティングをできるようになりたい。笑

 

 

No.1 PLAY SUPER HARDからGROWTH HARD

言葉通り、『死ぬほど遊んだ』それが今回の旅である。

一瞬パスポートを失くしかけるハプニングや意味わかない沼道をバイクが走り、こけそうになるなど変な体験も多かったが、1日4時間睡眠で、総勢30-40名の日本人に出会い、合計10万歩以上歩いた。

たくさん遊び、たくさん飲み、たくさん出会い、たくさん学んだ。

本当にみんなありがとう!楽しかった!!!

 

 

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しかし、東京に帰り、、、ふと一杯のレモンサワーを行きつけの飲み屋で飲んでる時に頭によぎった。

『自分ってどうしたいんだっけ?』

 

旅行も飲みも出会いもめちゃくちゃ好きだけど、、、何よりも友達と過ごす時間なんてプライスレスで、これ以上ない幸せだけど、、、それだけでいいんだっけ?

一杯だけでは答えを導けず、二杯、三杯と飲み明かし、帰路についたときに脳裏に浮かんだのは『俺、変わり続けたいんだ』ということだった。

 

こないだ学生に『停滞は退化なんです。だから変わり続けたいんです』

という言葉がきっと私の潜在意識にへばりつき、そして腹落ちをしていたんだと思う。

 

私の中には小中高大社と不変的なものも数多く存在するが、変化したものも多い。むしろ、自分の中では大きなターニングポイントは限られるが、日常的に変化し続け、今に至っていると感じている。

 

だからこそ、もっともっと変わり続けたい。

自分が変われば同じ場所でも、同じものでも見え方が変わってくる。そして、出会う人も変わってくる。その繰り返しが私が求める新たな世界であり、新たな出会いである。

 

そこで、これから注力したいのは思考力と知識である。

ここでいう思考力はメモの魔力でいう『抽象化』と『転用』である。ファクトとして存在する事象に対して抽象化を行い、本質を定義し、他の事象や仮説へと転用していく力をより一層身に付けたい。

そしてもっと知識に触れ合いたい。叡智が詰まった本がそこらじゅうにあるのに、遊びたいという短期的願望に駆られ、その知識の多くは会得してこなかった。

未経験のものに価値観は醸成されないという言葉を先日のブログで述べたが、まだまだ無限に触れ合ってこなかった世界がある。その1つ1つを本という叡智が詰まった断片から得たいと願うようになった。

 

だからこそ、良本があったらすぐさま教えてください笑

 

最後に

これが私の旅である。笑

もちろん、観光名所に行って感じたこともあった。ベトナム戦争を知らない自分であったエージェントオレンジがもたらした被害は非常なもので、心から涙をした。

ロシアンマーケットに行って、ここの服の仕入れはどのように行ってるのだろう?とベトナム経済の裏側さえも気になった。

 

けど、それよりも私は用意された体験よりも偶発的な出会いから生まれる体験を大事にしたい。それを求め続けるからこそ、自分オリジナルな旅を作れるって信じている。

 

これからも旅は続けていく。しかし、それ以上に自分が変わり続けるための『努力』をしていきたい。