私が人と繋がり続ける理由
最近、Barで先輩に唐突に言われました。
『なかしー友達多いけど、その中でだれと一生付き合っていくの?』
こんな質問受けたのは5年ぶりです。
5年前、卒業パーティーの終了間際に
『なかしーの周りにはたくさん人は集まるけど、友達は選びなね!自分が疲れちゃうよ!』
この言葉は5年経った今でも忘れられなく、最近先輩にも言われた瞬間にフラッシュバックしました。
自分は”誰と”一緒にいたいんだろう、、、?
この質問を受けた瞬間、シンプルにいうと『ショック』でした。
なんでショックを受けたのか、その感情をうまく表現できないんですが、『衝撃的な感情』を得たことは間違いありません。
きっとずっと考え続けていたにも関わらず、向き合ってきたのにも関わらず、答えが導き出せなかった最大の難問であり、ずっと答えを保留にしてしまっていたかもしれません。
ずっと付き合っていきたい『友達』の基準ってなんだろう。
このブログで生涯かけて一気通貫する答えは出せないと思ってますが、現状整理と26歳の自分の思いを残したいと思い、徒然に書いていきたいと思います。
多分、僕自身友達はめちゃくちゃ多いほうだと思います。
高校の同窓会の幹事、大学卒業パーティーの幹事、イベント企画などなど人が集まる中心に『存在したい』と思ってしまう、相当な目立ちだがり屋です。笑
その結果、いろんな人と繋がっている。それが今の自分です。
多分今の自分を他人から見ると『リア充』だったり、『友達多いなー』と見えるかなと思います。『人脈おばけ』とか『顔が広い(物理的にも)』と評価いただいてるのはそんな理由かと。
けど、本当の目的は人脈広い=すごい=認められる。
そんなためにいろんな人たちと出会い、繋がってきたわけではありません。
全ては自分が変わり続けるために、そしてその感謝のために繋がりを持ち続けたい。それが今の僕の気持ちです。
1.変わり続けるために
人との出会いが自分を変えてくれた。この言葉につきます。
月並みの表現ですが、
中学校の友人、先生に勉学の面白さを。
高校のチームメイトにチームワークを。
大学の友人、CRAZY WEDDINGの山川さん、アチーブメントの方々に生き方の幅を。
dscにビジネスの面白さ、奥深さ、難しさ、組織を作る葛藤。
そして、本質からぶれない大事さ。
今までの友人すべてには共に過ごすことの豊かさ。
幸司という名前に恥じない。自分で幸せを司る。
その意味をいろんな人との関わりの中で多くを学んできました。
自分が変わり続けることによりずっと幸せにあり続けることができました。
その感謝があるからこそ、その恩恵を与えてくれた友人とはずっと繋がっていたい。
2.感謝と貢献のための繋がり
5年前の冬大親友の友人と屋久島へヒッチハイクの旅をしたときお世話になった屋久島のパパにこんな質問をしました。
『社会っていう世界が正直わからなくて、見えなくて、不安になってます。
社会人になって、これだけは大事にすべきだということはありますか?』
屋久島のパパは一呼吸を置きながら
『太くて強い根を張りなさい』と言い、こんな意味を説明してくれました。
『今の君があるのは君の努力の賜物であることは間違いない。けれども、今まで関わってくれた全ての人が今の君を作り上げていることも忘れてはいけない。しっかり今まで築き上げた人間関係をないがしろにするのではなく、人に感謝し、繋がり続けなさい。』
この瞬間、私の新たな価値観が生まれました。
それが人と繋がり続ける理由です。
『恩恵以上の貢献を与えたい』
これから私が目指すべき、最高の人間関係ってなんだろうと描いた時に1つ思い浮かんだのが
『自律的な幸福を得た人々が集まるコミュニティ』であると考えました。
依存関係の先にお互いの幸福はない。
人は一人では生きられない。鈴与という静岡の優良企業では『共生』という理念を200年持ち続けている。これはどんな時代になってもどんな事業を展開したとしても自社を囲う人・組織・社会に思いやりを持ち、貢献し続けることが自社のフィロソフィーであることを謳っております。
私が望む人間関係はこの理念の延長線上にあります。
自分を囲う全ての『友人』に対して、貢献し続けること、その貢献の先に周りの友人の価値観の中に『自律的な幸福を自ら司る』というものを根付かせていきたいと思ってます。
今の自分が有する価値観を与えてくれた友人。
その友人がまた私の友人と出会い続けることにより、価値観のふれあいを生み続けることにより、新たな価値観の醸成をしてほしい。そう願っています。
そんな変わり続ける、影響を相互に与え続ける個人の集合体が私の周りの人間関係として定着し、繁栄し続けることが私の理想ではないかと考えています。
その理想を掲げた時、最初の問いに関する答えは明確となりました。
『ハッピー野郎ですよ。自分も周りもハッピーにできるやつ。』
いろんなことを深く考えましたが、シンプルでした。
僕はハッピー野郎と一生共に生きていきたい。